WHYからはじめるブログ

自分のWHYを掘り下げよう

腹をくくると仕事の取り組み方が変わる

と、先日尊敬している上司からアドバイスをもらいました。
僕はアドバイスをもらうと自分なりに咀嚼するのですが、そもそも「腹をくくる」とはどういうことなんでしょうか。ちょっと考えてみたのですが、「腹をくくる」とは強い「危機感」から生まれる結果だと思います。「もうやるしかないと心の底から思う」と同義だともいえるかもしれません。

例えば、結婚すると、それまで自分のためだけでなく、パートナーや子供を養うためにも働かなければいけなくなります。結果を出せなければ、家族を養うための収入を稼ぐことができませんし、生活水準を下げなければいけななくなる可能性もあります。他人の命も背負うことで責任も倍になるのです。

危機感は個人のライフイベントだけでなく、経済状況によっても生み出されます。リーマンショック時は多くの企業でリストラを行われ、上司いわく隣の席の社員が次の日に退職(クビ)していることが普通にあったそうです。明日は自分がクビになるかもしれないという戦時状態が人に極限の危機感を生んでいました。

ライフイベントや経済状況は人に強い危機感を持たせ、やるしかないないと心の底から思ったときに、それは「腹をくくる」ということになるのでしょう。やるしかないから人は目の色を変えて仕事に取り組み、結果として成果を残すことができるようになります。

では、結婚や経済状況の悪化のような大きな環境変化が起きなければ、人は危機感を持てないのでしょうか。 そんなことを考えていたときに、こんな記事を見つけました。

環境変化なしで危機感を持つには

では、結婚やリーマンショックのような大きな環境変化が起きなければ、人は強い危機感を持てないのか、腹はくくれないのか?その答えを探しているときに、こんな記事を見つけました。

参考:危機意識を持つために

この記事では、危機感を持つためにこんな方法を提案しています。

"時折自分の置かれている状況を俯瞰して見て、自己評価の物差しを取り替えてみる"
"きっかけに頼らずに危機意識を保つためには、結局は冒頭でも述べたように、とにかく今自分が置かれている状況を冷静に見つめる機会を作ったり、自分にまつわる色々な未来を想像してみる"


先ほどの結婚と経営危機の例で考えてみると、大きな環境変化は自分にまつわる未来を想像しやすくなるのでしょう。自分の大切なものを失うシーンをありありとイメージにできるようになるために、危機感に感じるようになるのだと思います。

最後になりますが、僕自身はまだ危機感を強く感じれていないので、記事にあるような自問からはじめます。腹をくくるまでいかなくても、常にヒリヒリする緊張感を持って仕事に臨みたいです。