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読書が好きになる方法を考えてみました

本の山

読書することが趣味だと、たまにこんな質問をされます。

本を買って読み始めても、途中で挫折してしまうんですが、どうすればいいですか?と。

この質問に対して、今まで適切なアドバイスができたためしがないので、今まで本を読む習慣がなかった人がどうすれば継続して本を読めるようになるのかを考えてみました。

そもそも人が本を読む理由は大きく二つあると思います。
一つは、読むことが好きだからという理由です。マンガを読んだり、映画を見たりするのと同じで、知的好奇心を満たすために本を読みます。
もう一つは、読まなければいけない事情があるからです。受験勉強のため、定期試験のため、業務を行うための知識を身に付けるために本を読む場合です。

話題を戻しますが、本を買ったのに途中で挫折してしまうのは、多くの場合、前者の楽しむための読書のことだと思います。いや、挫折してしまうということはまだ読書を楽しみきれていないので、その前段階かもしれません。

それでは、まだ本を読むことの楽しさを知らない人にこの楽しみを知ってもらうためにはどうすればいいのでしょうか。

自分の経験も踏まえて、本を読むことを好きになるためのステップを考えてみました。

本を読むことが好きになる3ステップ

  1. とにかく興味・好奇心・疑問を持つ

    なんでもいいから、疑問を持って。社会人であれば、自分の仕事に関係することでいいと思います。僕の場合は、アップルってすごい会社だけど、どうやってあそこまで大きな会社になったんだろう?スティーブ・ジョブスはどうやって経営していたんだろうとかでした。

  2. 問いの回答が書いてそうな本の中でも一番薄い本を選んで、読み切る

    とにかく読み終えたという体験を持つことが一番大事。薄い本は早く読み切れるというメリットもあるけど、内容はサマリーになっていることが多くて、全体観を掴めるのでお勧めです。

  3. 新しい問いを立てて、新しい本を読む/ちょっと厚めの本を読んでみる

    1で立てた問いが2で解決したのなら、全く新しい問いを立てて、新しい本に読んでもいいですし、2で知ったことを深堀りしたければ、次はちょっと厚めの本で選んで読んでみるといいでしょう。

 

一旦、読書が好きになるためのステップを書いてみましたが、本当に読書が好きになるには、「この本を読んでよかったー」と思えるような本に出会えないと、読書が習慣として根付かないと思います。

しかし、この本を読んでよかったーという気持ちなるための沸点は人によって違うので、ここが難しいポイントです。それは、人によって性格も興味も異なるからです。

自己啓発本がすごい刺さる人もいるし、ビジネス書、ノウハウ本、恋愛小説が沸点の人もいると思うので、ある程度数をこなすことは必要です。

それでも、いきなり厚い本は挫折しやすいので、薄い本をからスタートして、本を読むことに抵抗がなくなっってきたら、好奇心や興味を掘り下げていきましょう。