WHYからはじめるブログ

自分のWHYを掘り下げよう

企画は目的の検証からはじめよう

渾身の企画がなぜか社内でなかなか承認されない。
でも、その原因がわからず、モヤモヤする。

そんな悩みを持っているのは僕だけでしょうか。
僕は長いこと悩んでんいたんですが、最近やっとその原因がわかりはじめました。
原因は、目的設定にありました。

どういうことかというと、企画は初期段階で最終的に何を達成したいかを目的設定しますが、僕は目的が「目的もどき」になっていることが多々ありました。

「目的もどき」とは、以下の特徴があります。

  • 目的を達成したときに、何の指標がどのように変化するのかが不明確である
  • 目的が達成したときに、本当に1で想定した指標が変化するかの検証がない


例えば、ECサイトの会員登録ページのリニューアルする企画があったとします。
目的は、リニューアルすることで会社の売上目標を達成することです。

ここで企画の目的設定を終えると、「目的もどき」になってしまい、立ち止まる原因になってしまいます。なぜならリニューアルと売上が上がることの間に因果も相関もなければ、結果が出るかがわからないからです。

「目的もどき」の弊害はもう一つあって、それは判断基準を曖昧になってしまうことです。 本来入れるべき機能が漏れてしまったり、目的達成に関係ない機能を余計に実装することになる可能性があります。また、判断基準が曖昧であるために、周りの意見に左右されやすくなり、意見を一つずつ精査する手間がかかります。 これが僕がいつも立ち止まってしまう原因でした。

学んだことは、目的には検証が欠かせないということです。 目的が明確になっていれば、最低限のコスト・最短の道で目的達成を実現できます。
何の指標がどのように変化するか、企画と指標の間に相関・因果があるかがわかってれば、目的がぶれなくなります。

企画をはじめるにあたっては まずはブレない目的設定をする。
これを心がけたいです。

 

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

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